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箔押し加工

箔押し加工が出来るようになりました。

箔押し加工は、超早割(10営業日)でのみ受付可能です。
※それより短い納期コースで箔押しを希望される際には、表紙を先行入稿していただくなど通常外の手続きが必要なので、事前にお問い合わせください。

PP加工する場合は、PP加工した上からの箔押しになります


箔押しとは、印刷をした紙の上から極薄のフィルムを加熱&加圧で貼り付ける加工です。

・パールや透明などの透明や半透明の箔も存在しますが、金銀など基本的な箔は不透明なので箔の下に重なった絵柄は見えなくなります。

・加工する紙がざらついた紙の場合は箔の定着が悪く剥がれてくることがあります。その際指や隣の本などにラメのような箔の粉が付くことがあります。

・細い線などの細かい模様を箔で再現するのは難しく、あまりに細かすぎると絵柄が潰れたり剥がれやすくもなります。

・面積の大きなベタ部分は傷がつきやすく、本の角や爪などで擦ると修復不可能な傷が入ることがあります

・箔押し加工が可能なのは表紙・背表紙・裏表紙のみで、表2-3や本文への加工には対応しておりません。

・箔の色は今のところ金と銀のみです。

価格

・箔押しの価格は面積ごとに算出するので、箔の面積をざっくり(小数点以下繰り上げで少し余裕を持って)算出してください

  36㎠まで 64㎠まで 100㎠まで
100部まで 10,600 12,800 17,000
150部まで 11,300 13,400 18,100
200部まで 12,000 14,100 19,200
250部まで 12,600 14,800 20,200
300部まで 13,300 15,400 21,300

(税抜価格)

・1部でも10部でも「100部まで価格」になります。

36㎠までの場合、100部発注すると1冊あたりの箔押し単価は10600÷100=106円になりますが、30部だと10600÷30=353.3円、1部だと10600円ということになります。(この他に印刷製本代、消費税が必要です)

単価は高くなりますが最少部数は設けていないので、任意の部数でご注文ください。

 

面積の算出

・箔押しの面積は「箔データのオブジェクト群の一番外を線で結んだ長方形」で算出します。

・面積計算時は小数点以下を繰り上げてmm単位の整数として計算してください。デザイン上はそれより細い線を引くことも可能ですが、細すぎる線は箔が途切れたり剥がれたりしやすいそうです。

・最大幅は280mmになります。それ以上の長さは設定面積以内でもお受けすることが出来ません。

・製本の仕上がりラインを超えるときには必ず塗り足しデータも用意して、面積計算に塗り足し部分も含みます。

※箔の面積は本の側面・底面に対して水平・垂直に測ってください

※小さなモチーフをいくつか配置するときは、すべてを取り囲む線を引いて測ってください。

3㎠の星が4つなのでどこに置いても12㎠……という風にはなりません

 

箔押しデータの作り方

・箔押しデータは黒一色で作ってください

箔でカラーやグレースケールの諧調は表現できません。

スクリーントーンのような細かい網点やカケアミのような細い線も表現できません。大きめのドットは出ないことはありませんが剥がれやすく仕上がりを保証できません

アンチエイリアスオフの2階調データを推奨します。

 

箔押しする場合の表紙データの作り方

・表紙の印刷と箔押しは別工程で押すので、ケヌキ加工のように指定の位置に寸分の狂いなく配置することは出来ません。

多少ずれても困らないようなデザインにしてください。

※箔の下になる部分は見えないのですが、箔の位置が微妙にずれる可能性があるので表紙データは箔部分を抜かずに描いた方が安全です。少しでもずれると困るようなデザインは仕上がりが保証できません

 

・箔データは表紙データと同じ寸法のデータの中に納めて、箔押ししたい位置に画像を配置してください。