同人誌作成上の注意点
二次創作と著作権
以下の二次創作物の場合はお受けいたしかねます。
- 著作権侵害として、法的手段を行なったことのある企業の著作物を題材とする場合。
(ディズニー、任天堂、サンリオなど) - 著しく反社会的な表現で、原作イメージを著しく毀損する場合。
- タイトルやロゴをそのまま、または改変した制作物。
- 使用が許可されていない写真や画像を使用している制作物。
※上記の他、公序良俗に反すると当社が判断した場合、お断りさせいただく場合があります。
成人向け表現について
同人誌は、自分の作品を冊子にして、多くの人に表現するための自費出版活動です。
しかしながら、表現の自由が保障されているとはいえ、その表現が法令や公序良俗に違反することとなる場合、お受けすることができません。「この程度なら…」と考えて描いたものが、社会から指弾をうけ、法令で処罰される可能性があることは、覚悟しておかなければなりません。また、そうした処罰(処罰に至らなくとも、摘発に伴う騒動)が社会的に大きな反響を呼び、会場の使用禁止などの事態を呼び起こし、それが長引くことで同人誌文化そのものへの打撃、消失に繋がることもあります。
当社ではそのような考えから、いき過ぎた表現には修正をお願いしております。
修正は「修正しようとする意志」が第三者に見て取れるかが重要です。そうした「修正意思の明らかな修正」とは、次のような方法です。
修正方法(一例)
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黒ベタ、白ベタなどによる修正
修正する箇所に黒ベタ、または白ベタを置いてください。下記のような修正方法は「修正しようという意識が弱い」と判断され、わいせつ図画として摘発される可能性があります。 -
修正しようとする意識が弱いとされるもの
【モザイク修正】
データ原稿における細かなモザイク(特に、カラーにおける生々しい色への細かなモザイク)など。
【ぼかし修正】
うっすらとぼかし、修正・未修正の境目があいまいなもの。
【体液による修正】
体液で隠しても、結合部分の具体的な描写に見えるもの。
発行責任と奥付表記
※性をモチーフにした作品や性交シーンの描写がある作品などには、個々(サークル)の判断で成人マーク・18禁マークを入れるかどうか判断していただき、表紙(表1側)に表示してください。
※「修正によって売上が下がった」などの苦情や賠償の要求には、お応えできません。
発行責任と奥付
奥付(おくづけ)とは、本の本文が終わった後や巻末に設けられる書誌に関する事項(書誌事項)が記述されている部分です。本のタイトル、発行日、発行者、連絡先、印刷会社名などの情報を記載します。発行責任を表す奥付(おくづけ)を、必ず記載をしてください。