同人ペーパーを作ってみよう
手軽に作れる同人ペーパーは、サークルをアピールするのにぴったりです。
当記事では、同人ペーパーついてまとめました。
まだ作ったことがないという人は、ぜひ同人ペーパーを作ってみてください。
同人ペーパーとは?
同人ペーパーは、ざっくりと言ってしまえばサークルのチラシのようなものです。
呼び方は「ペーパー」や「無配(無料配布)」などの名称が一般的です。
チラシのように一枚の紙にイラストや文章を載せたものがよく作られていますが、薄い冊子やポストカードのような形で作られることもあります。
同人ペーパーは、サークルのスペース上に置いたり、頒布物を購入した人に一緒に渡したりして配ります。
イベントによっては「チラシ置き場」といった同人ペーパーを置くスペースを用意してくれていることもあります。
同人ペーパーの役割は?
同人ペーパーは無配と呼ばれているとおり、無料で配ることがほとんどです。
それでは、同人ペーパーはどのような役割をもっているのでしょうか。
同人ペーパーの役割はさまざまあり、サークルによって異なってきます。
主な役割をまとめてみました。
サークルの宣伝
同人ペーパーは無料で持ち帰ることができるので、頒布物よりも気軽に手に取ることができます。
チラシとしての役割を果たすわけです。
同人ペーパーだけを持ち帰り、頒布物を購入しない人も多くいます。
そういった人たちが、ペーパーを見て、あとからそのサークルが気になってくるということが少なくありません。
頒布物のおまけ
頒布物を購入してくれた人へのお礼として、同人ペーパーを渡すということもあります。
同人誌のちょっとした後日談や小話を同人ペーパーに描いておけば、もらった人もきっと喜ぶでしょう。
頒布物の補足
同人誌でいうところの「あとがき」として同人ペーパーを作るパターンもあります。
なんらかの理由で同人誌にあとがきを付けられなかった、本にあとがきは載せない主義、といった場合に、同人ペーパーにあとがきを描くという人もいます。
グッズサークルであれば、グッズについての想いを綴ってみてもよいかもしれませんね。
同人ペーパーには何をかく?
実際に同人ペーパーを作るとなった場合、何をかけばよいのでしょうか。
何をかいてもよいのですが、ここでは例を挙げていきます。
サークル情報
同人ペーパーにはサークル情報をかいておくことをおすすめします。
無配とはいっても配布するものなので、サークルの情報は記載しておきましょう。
また、チラシとして配るのであれば、あとから見た人がホームページやSNSにアクセスできるようにしておきたいですね。
記載する情報としては、次のようなものがあります。
- サークル名
- 著者名
- ホームページのアドレス
- SNSアカウント
- 連絡先
イラストやSSなど
サークルの個性をアピールできるように、イラストやSSを載せてみましょう。
さくっと読めるものがおすすめです。
手に取った人へのメッセージ
同人ペーパーを手に取った人へ向けて、ちょっとしたメッセージを書いてもよいでしょう。
あとがきのようなイメージで書くと書きやすいかもしれません。
同人ペーパーの印刷はどうする?
同人ペーパーの印刷方法は、主に次の3つがあります。
- 自宅でプリンターを使って印刷する
- コンビニや印刷屋で印刷する
- 印刷会社に依頼する
それぞれ見ていきましょう。
自宅でプリンターを使って印刷する
もっともお金がかからない方法です。
印刷のクオリティはそこそこ程度になるので、凝ったイラストを使ったペーパーの場合はいまいちな出来になるかもしれません。
また、印刷に時間がかかるので、時間に余裕をもって作ることが必要になります。
コンビニや印刷屋で印刷する
コンビニのプリントサービスや、データを持ち込むことで印刷してくれる印刷屋で印刷する方法です。
綺麗に印刷できる上に、お金もそこまでかからないので、おすすめです。
印刷会社に依頼する
同人誌と同じように、印刷会社に依頼する方法です。
大量に印刷する場合や特殊紙を使いたい場合、ハイクオリティなものを作りたい場合におすすめ。
少々お金はかかりますが、綺麗な仕上がりになります。
即売会イベントにかかせない同人ペーパー。
簡単に作れるので、まだ作ったことがない人はぜひチャレンジしてみてください。