同人誌で遊び紙を使ってみよう
同人誌に遊び紙をいれたことはありますか?
遊び紙は手軽にできる加工なので、おすすめです。
当記事では、遊び紙を使うメリットについてご紹介していきます。
遊び紙とは?
遊び紙とは、本文用紙とは違う用紙をはさみ込む加工のことです。
表紙を開いてすぐにはさまれることが多いですが、途中や最後にはさむというパターンもあります。
使える用紙の種類は印刷所によって異なり、るるるでも約40種類のさまざまな遊び紙を用意しています。
遊び紙を使うメリット
遊び紙を使うメリットはさまざまです。
私も遊び紙はよく使いますが、一度使うと離れられません(笑)
遊び紙を使うメリットについて、紹介していきますね。
メリット1:雰囲気を演出できる
遊び紙をはさむことで、本全体で物語の演出をおこなうことができます。
たとえば、和風の物語の遊び紙に和紙を使ったり、切ない物語の遊び紙にクラシコトレーシングを使ったり。
表紙を開いた瞬間に「おっ!」と思わせることができますよ。
メリット2:手軽に高級感を出せる
遊び紙は、加工の中でも比較的お手頃価格でできる加工です。しかも、遊び紙を入れるだけで、本に高級感を持たせることができます。
一回遊び紙に手を出すと、遊び紙なしでは物足りなく感じてしまうほどです(実体験)
加工をしてみたいけれど、あまり印刷費を上げたくない……という方は、遊び紙からはじめてみてはいかがでしょうか。
メリット3:楽しい!
冒頭でも紹介しましたが、遊び紙にはたくさんの種類があります。
「この物語にはどんな遊び紙が合うかな……?」
「この遊び紙可愛いけれど、こっちの遊び紙もおしゃれ!」
このように、遊び紙選びに迷うのは、本作りならではの楽しみです。
私も今まで何冊か遊び紙を入れていますが、加工の中で一番試行錯誤しているのが遊び紙かもしれません。
クラシコトレーシングの透け具合と本文最初のページの相性を褒めてもらえたり、特殊な遊び紙を使ったときに読者さんに興味を持ってもらえたり、指定を間違えて遊び紙にタイトルが印刷されてしまった(本来は本文にタイトルを印刷する予定だった)が意外とイケてて満足したり……と遊び紙に関する思い出が色々とあります。
一度やってみるとハマってしまうこと間違いなしなので、ぜひやってみてくださいね!
遊び紙は気軽にできて、ぐっと本の完成度をあげられる加工です。
まだやったことがないという方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!