語彙を増やす方法は?おすすめのサイト&本をご紹介!
小説を書いていて悩むことと言えば……語彙力が足りない!ということではないでしょうか。
私も「ここでもっと上手な表現ができたら……」と悩むことが多いです。
当記事では、語彙が足りなくて息詰まったときに役立つものをご紹介します。
語彙力で悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
類語辞典
困ったときの救世主といえば、類語辞典。
類語辞典はインターネット上にもあるので、本格的な辞典を買うのを躊躇している人はインターネット上のものを使ってみましょう。→weblio辞典
たとえば、「怒る」と調べただけでも、「激怒する ・ 感情をあらわにする ・ 怒りを露にする ・ 怒りをむき出しにする ・ はらわたが煮えくりかえる……」とたくさんの異なる表現が載っています。
豊かな表現をしたい人は、ぜひ活用してみてくださいね。
表現方法に関する辞典
さまざまな出版社から出版されている、表現方法に関する辞典を購入するのもおすすめです。
評価の高いものに、学研の『感情ことば選び辞典』やフィルムアート社の『トラウマ類語辞典』などがあります。
ただし、これらの辞典を買う場合は事前に中身をチェックすることがおすすめ。
私もこのような辞典を電子書籍でポンと購入したのですが、知っている表現や上記のweblio辞典でも載っている表現ばかりでお金を無駄にしてしまったことが……。
できれば本屋で中身を開いてチェックしたり、通販で買うのであればサンプルをチェックしたりしてから購入しましょう。
個人的におすすめなのは、三省堂の『てにをは辞典』。
こちらは調べた言葉に連なる表現が載っている辞典です。
たとえば「雨」と調べると、「雨の糸を押しのける」「雨がほの白く煙る」などの表現がたくさん載っています。
ただこちらの辞典、2010年に発売されたものなので、お取り寄せの書店が多いようです……。
詩集
こちらは個人的におすすめな語彙力を増やす方法です。
詩は表現技法が凝縮されているので、多くの表現技法を得ることができます。
もちろん読んだ詩の表現方法をそのまま使ってはいけませんが、「こういうシーンをこう表すのか」といったひらめきを得ることができますよ。
個人的にはシェイクスピアの『ソネット集』が好きです。
若干古風で情緒たっぷりな恋愛表現を楽しみたい人におすすめ。
小説を書いていると、表現方法で迷うことがたくさんあります。
表現方法や語彙力は日々の積み重ねで身に付いていくので、当記事で紹介したものを使いながら少しずつステップアップしていきましょう。