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正解は人それぞれ、という話

このブログを複数記事読んだ方はお気づきのことかと思いますが、このブログを書いているライターは複数います。

なので、内容が少しずつ重複していたり、真逆でないまでも全然違う前提や結論で書いていることも多々ありますが、どれかが間違っているとかでたらめを書いているということではありません。

同人活動はローカルな集団を分母とする趣味の活動であり、全国統一の規格基準のようなものはないので、場所ごとジャンルごとに正解とされることは違うのです。

 

読んでいる方の認識とブログ記事の内容が食い違っていても、どちらかが間違っているというわけではなくて、色んな見方があるとか他のジャンルではこういうものなのかなとか、そういう感じでお願いします。

 

たとえばですが、ある人の目線では「自分の観測した限り同人誌の8割はマンガかイラスト、小説は1割くらい、のこり1割は評論の類。下手でもとにかく漫画を描かないことにはお話にならない」という風に見えているかもしれませんし

別の人の目線では「同人誌の6割くらいがマンガ、残り4割は小説。下手な絵でマンガ本を作るより小説本の方が手に取ってもらえる」という風に見えているかもしれません

ある人は「同人誌なんか一回読んだらもう読み返さないものだから装丁に凝っても意味はない。それより安く作れる基本装丁の本をたくさん出してほしい」と思っていても、別のある人は「自分が死んだらお気に入りの同人誌を棺に入れてほしいのであと30年くらいはこの本を保存して折に触れて読み返したい。素敵な本は装丁も凝ってほしいし長期保存のできる仕様にしてほしい。装丁代で高くなっても気にしないむしろ嬉しい」と思っていたりします

 

その他あらゆることがらで、自分は長年こうが常識だと思っていたけど他の場所に行くと前提から全然違った、ということはあります。

 

コミケにはおよそないジャンルはないというのは事実ですが「そのジャンルが一番多く集まったり盛り上がるのはコミケではない」というジャンルは結構ありますし、コミケを中心に参加している方とコミックシティを中心に参加している方では「即売会の男女比」に関する印象はまったく違っていると思いますし、二次創作の旬ジャンルにいる方と文芸系にいる方では流行の装丁や標準的装丁に対する認識も全く違っていると思います。

 

なので、同じブログなのに違う記事で全く違うことを書いていても「これは生息ジャンルの違うライターの書いた記事かなるほど」という風に考えていただけるとありがたいです。

なるべく多面的な記事を載せていきたいので、論調を整えるということは無い予定です。

タイミングによっては直前の記事と違うことを書いていたりしますが、そういうもの、ということになります。