同人誌の余部とは?るるるの余部増量キャンペーンを活用してみよう
同人誌を印刷してもらうと、「余部」がもらえることがあります。
当記事では、余部について解説していきます。
るるるでは余部増量キャンペーンをやっているので、ぜひこれを機に余部を活用してみてください。
余部とは
オマケではなく、お届けした製品に不良品が出ても正常品が定数を下回らないようにあらかじめつける補填用予備です。
※オンデマンド印刷の場合1部刻みで出力が可能なため、工程上やむを得ない余分というのは実はほとんど出ません。
オフセット印刷の場合はかならず余分に刷ることになるため定数で仕上げるより多く仕上がるので、それを予備としておつけする習慣があります。
余部の冊数は印刷過程や時期によって異なるので、余部がもらえないからといってサービスが悪いというわけではありません。
ちなみに余部は「よぶ」と読みます。
兵庫県にある余部(あまるべ)とは読み方が違います。
余部の使い道
余部はもらうと嬉しいという人が多いのではないでしょうか。
実際にもらったらどんな風に使いますか?
余部の使い道を見ていきましょう。
傷物の交換用として
印刷所の想定している本来の使い方というか、余部の意味的にはこれ一択になります。
平滑度の低い特殊紙の場合、輸送中に本同士が擦れあって色が移ったり滲んだりの汚れが発生する可能性がありますので、その際差し換えて定数以下にならないようにするのが本来の余部の用途です。
同人誌は傷つきやすいです。
搬入の際に傷つけてしまったり、カバー巻きに失敗してしまったりと、ひょんなことから頒布できない状態になることが少なくなりません。
余部に余裕がある場合にはお客様の手に渡った後で何らかの事情で傷本になってしまったものの補填のためにお使いください。
頒布する
余部をそのまま頒布しちゃいます。
余部の使い道のほとんどはこのパターンではないでしょうか。
余部は印刷費を払っていないので、余部の売上はそのままプラスとして計上できます。
見本誌として提出する
イベントによっては、新刊の見本誌を提出しなければいけないことがあります。
一冊あたりの単価が高いサークルの場合、この見本誌提出がなかなかの痛手になってしまいます。
余部があれば、この損失がなくなります。
見本誌提出の際のちょっぴり憂鬱な気分がなくなりますね。
印刷費のリカバリーとして
早割に間に合わなかった、相場より高くならないように頒布価格を下げた、イベント参加費や遠征費が高すぎる……など、印刷分を全部頒布しきっても赤字になることは少なくありません。
余部も頒布することで、マイナスになってしまった分をいくらか補填することができます。
お財布の状況が苦しくなっては、せっかくの趣味が楽しめません。
余部もうまく活用して、楽しく活動していきましょう。
るるるの余部増量キャンペーン
るるるでは余部増量キャンペーンをおこなっています。
キャンペーン中は最大20冊の余部をお付けします。
20冊は余部としてはかなり多い冊数となっています。
ぜひご利用ください!
同人誌はお金が関わってくる趣味です。
余部をうまく活用して、余裕を持って同人活動を楽しんでください。