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サークルカットには何を書く?

イベントに参加する際、必要になってくるのがサークルカットです。
サークルカットには特に決められたルールはありませんが、何を書けばいいのか迷ってしまう方もいると思います。
そこで、サークルカットの書き方について解説していきます。

 

サークルカットは意外とチェックされている

すべてのサークルカットは、カタログに載せられます。

ずらっと並べて載せられるので「どうせ誰も見ないだろう……」なんて考えている人もいるでしょう。
私もそう考えていました。

 

しかし、意外とサークルカットはチェックされているのです。
特に、イベントガチ勢はカタログのサークルカットをしっかりと見ています。
私も「サークルカットで見て気になって来ました」と言われたことがあります。

 

たかがサークルカット、と侮ってはいけません。
サークルカットもしっかりと書くのがおすすめです。

 

サークルカットの書き方

サークルカットの作り方
サークルカットの形式はイベントによって異なりますが、大抵の場合は図のような形式になっています。

 

① スペース番号

こちらはカタログに載せる際に、運営のほうでスペース番号を記載する部分です。

そのため、ここは空欄にしておきましょう。
ここに何かを書いてしまうと不備扱いされることもあるので、注意してください。

 

②  サークル名

ここはサークル名を書く部分です。
書式のルールなどはないので、とりあえず読みやすいフォントやデザインロゴで書くことがおすすめです。

 

サークル名と言えば、初めてサークル参加する方はサークル名で悩むことがあると思います。
多くの場合はペンネームとは別のサークル名になることが多いので、どうしようか迷うかもしれません。

 

サークル名にルールはありませんが、誰に見られても恥ずかしくないサークル名を推奨します。
もちろん、ユーモアあふれるものや、過激なものでも問題ないのですが、その理由は……。

サークル名は、自宅に届くイベント案内の封筒や、印刷所から納品される同人誌の入った段ボールに記載されます。
つまり、同居人や宅配のお兄さんにサークル名を見られる可能性が大いにあるのです。

突き抜けたサークル名にして、あとから恥ずかしさで悶絶するという話はよく聞くので、心が強くない方は無難なサークル名にしておくのがおすすめです……。
ちなみに私は、運営しているサイトの名前をサークル名にしています。

 

③ フリースペース

サークル名に気を取られてしまいますが、ここが肝になる部分です。
何を書いてもいい場所ですね。
こちらも特にルールはありません。

 

絵が描けないときは、文字だけでも大丈夫です。
そして絵を描けるときも、文字で書いたほうがよいことがあります。

フリースペースに書いておくとおすすめなの内容は次の3つ。

 

1 ペンネーム

サークル名があるので忘れがちなペンネーム。
カタログでサークルチェックする方にとって、ペンネームは意外と大切なものです。

サークル名だけでは誰なのかわからず、ファンの作家さんのことを見逃してしまうということもあります。
ペンネームも一緒に書いておくとよいでしょう。

 

2 SNSアカウント

こちらもサークルチェックする方のために書いておくとよいかもしれません。
Twitterやpixivなど、活動しているSNSのアカウントを書いておきましょう。

 

3 PR文

発行予定の本の内容や、簡単な宣伝文を書くのもおすすめです。

とはいっても、サークルカットを作る時点では、新刊の内容がはっきり決まっていないということもあると思います。
書ける範囲で書くとよいでしょう。

 


気を抜きがちなサークルカットですが、意外と見られています。
時期的に書ける内容が定まっていないこともあると思いますが、できる範囲でしっかりと書くのがおすすめです。