同人誌即売会の「お取り置き」とは?お取り置きする人してもらいたい人ガイド
同人誌即売会でたまに聞くフレーズ「おとりおき」。
当記事では、お取り置きについてまとめてみました。
お取り置きをする人もしてもらいたい人も、参考にしてみてください。
お取り置きとは?
同人誌即売会における「お取り置き」は、同人誌を売らずに取っておくことを指します。
同人誌が売り切れてしまう前にそのスペースに行けない、という人がお取り置きをお願いするパターンが多いです。
このお取り置きの文化ですが、たまに揉め事がおこってしまうことも。
「お取り置きを”相互フォロワー限定”にしているのが気に入らない」
「お取り置きを受け付けていないなんてケチ」
などと思ってしまう人もいるようです。
まずお取り置きは、サークルには一切得がありません。
完全にサークル側の厚意によるものなので、お取り置きに関する文句を言う人はモンスタークレーマーのようなものです。
お取り置きに関してクレームが入っても気にする必要はありませんし、お取り置きに関してクレームをいれてはいけません。
お取り置きをするときの注意点
お取り置きをする際に、気を付けることをあげていきます。
リスト管理をしておこう
お取り置きをする際には、お取り置きを頼まれた人をリスト管理しておきましょう。
紙やスマホにリストアップしておいてもよいですし、トリオキニというサービスを使うのもよいです。
当日は、受け取りに来た人をチェックしていきます。
同人誌を渡した人、渡していない人が一目でわかるようにしておきましょう。
開場の前にお取り置き分を分けておく
イベントが始まる前に、お取り置き分の同人誌を分けておきましょう。
別の箱に入れて置いたり、袋に入れておいたりして、間違って頒布してしまわないように注意します。
分けておかないと、うっかりお取り置きの分まで頒布してしまうということもあり得えます。
事前に時間を指定しておく
イベント終了まで会場にいる場合は必要ありませんが、途中で会場を出る場合は「○時までに取りに来てください」とあらかじめ伝えておきましょう。
遅くとも、前日までには伝えておくとよいです。
当日に連絡を取ろうとすると、連絡が取れない場合があります。
特にイベント会場では、スマホが手元にないことも多いです。
会場を出なければいけない時間ギリギリになって連絡を取ろうとすると、上手く連絡が取れないことがあるので、注意しましょう。
お取り置きをしてもらうときの注意点
続いて、お取り置きをしてもらう際に気を付けることをあげておきます。
お取り置きを受け付けていないサークルもあることを留意しておこう
お取り置きは、サークルの厚意です。
サークルはお取り置きをすると手間が増えてしまいます。
そのため、サークルによってはお取り置きを受け付けていないこともあるということを、留意しておいてください。
お取り置きを頼んでみて、断られたらすぐに引き下がりましょう。
当日は必ず受け取りにいく
お取り置きを頼んだら、必ず受け取りにいきましょう。
サークルが時間を指定している場合は、それまでに取りに向かいましょう。
もしもイベントに行けなくなったら、事前に伝えておきましょう。
受け取るときに名乗ろう
サークル側はお取り置きをリスト管理していることが多いので、受け取るときには名乗りましょう。
お取り置きを頼んだ際の名前(Twitterのアカウント名など)を名乗るようにします。
名乗るときには、相手に聞こえるようにハッキリと名乗りましょう。
イベント会場はざわざわとしているので、少々大きめの声で言ってもよいかもしれません。
TwitterなどSNSで繋がっている相手の場合、SNSのアイコンで名札を作って身に着けておくと一発で相手がわかってくれます!
(SNS社会はアカウント名よりアイコンで人を覚えているところがありますよね……)
受け取るときはお礼を言おう!
サークル側は手間をかけてお取り置きをしてくれています。
お取り置きを受け取るときには、お礼を言いましょう。
お取り置きは、サークル側の厚意によるものです。
お取り置きをする側もしてもらう側も、気持ちよくイベントを楽しめるよう、お互いに気を配るようにしましょう。