コミティアで小説が売れないって本当?
コミティアでは小説が売れない……なんて耳にすることがあります。
インターネットで検索してみても、「コミティア 小説」と検索窓に入力するだけで「売れない」と検索候補がでてきてしまう現状です。
さて、コミティアで小説が売れないというのは本当なのでしょうか?
小説サークルとしてコミティアに参加した私の観点から、考えていきたいと思います!
コミティアとは
まずは簡単に、コミティアというイベントについて解説しましょう。
コミティアとはプロ・アマを問わないマンガ描きたちが自主出版した本を発表・販売する展示即売会です。
簡単に言うと、オリジナルの作品を発表するイベントのことです。
オリジナルなので、二次創作や三次創作など版権ものは該当しません。
コミティアという名前の通り、マンガサークルの参加が多いのですが、小説やイラスト集、評論など、マンガに限らずさまざまな同人誌が頒布されています。
グッズや音楽などの頒布も可能。
オリジナル作品を好きな人であれば、きっと楽しめるイベントです!
コミティアで小説は売れるのか?
それでは、本題に移りましょう。
コミティアで小説は売れるのか。
結論から言えば、オンリーイベントほどは売れないけれど、ちゃんと売れる!です。
やはりコミティアでは、漫画やイラスト作品を求めてやってくる一般参加者が多い傾向にあります。
対してオンリーイベントは、漫画か小説か形式は関係なく「そのジャンルの作品がほしい!」という人がやってきます。
ゆえに、小説の売上は、オンリーイベントのほうが伸びやすいです。
しかし、コミティアで小説が売れないのかというと、そんなことはありません。
コミティアに小説を求めてやってくる人もいますし、なんとなく目についた小説が欲しくなる人もいます。
ちなみに私は、オリジナルのBL小説を作成しているサークルです。
オリジナルBLのオンリーイベントといえば、コミティアから生まれたJ.GARDENですね。
私のサークルの所感では……
コミティアでの小説の売上は、J.GARDENの4分の1程度でした。
ちゃんと売れました!
私は、コミティアではBLのジャンルで参加しました。
しかし、知人によると、コミティアの場合は作品ジャンルに合わせて参加するのではなく、「小説」ジャンルで申し込んだ方が売り上げが伸びるとのこと。
言われてみれば、漫画を目的に会場を回っている人よりも、小説を目的に回っている人のほうが小説サークルをじっくりスペースを見てくれますよね……
つまり私は、ジャンル選びはちょっと間違えたようです(笑)
コミティアで小説を売りたい方は、「小説」ジャンルで申し込むのが吉です!
コミティアでは小説は売れにくいと思われがちですが、そのようなことはありません。
小説サークルの方で参加を迷っているのであれば、一度参加してみてはいかがでしょうか?
申し込みをする際には、小説ジャンルで申し込みをするのがおすすめです。
何よりコミティアは楽しいイベントなので、ぜひ一度体験してみてください。