【小説同人誌の表紙問題】解決方法と自分でデザインするポイントを紹介
イベント会場で小説を購入するときには、やはり表紙の第一印象で手に取るか取らないかを決める人が多いでしょう。
そのため、小説同人誌にとって表紙デザインは重要なポイントです。
当記事では、小説同人誌の表紙をつくるためにはどうするかということをまとめていきます。
- イラストレーター・デザイナーに依頼する
- 自分でデザインする
この二つの方法について解説していきますね。
小説同人誌の表紙をイラストレーター・デザイナーに依頼する
予算に余裕があれば、外注するのがおすすめです。
というのも、次のような人でも、イラストレーター・デザイナーに依頼すれば綺麗な表紙ができあがるからです。
- センスに自信がないので自分でデザインできない
- デザインするためのツールがない
- デザインしている時間がない
私も小説同人誌を作っていますが、毎回表紙はイラストレーターさんに頼んでいます。
イラストレーター・デザイナーに依頼するメリットはたくさんあるので、チャレンジしてみましょう。
イラストレーター・デザイナーに依頼する詳しい方法は、小説同人誌の表紙をイラストレーターやデザイナーに依頼する方法を参考にしてみてください。
依頼文の書き方やイラストレーター・デザイナーの探し方についても簡単に解説しています。
自分でデザインする
自分でデザインするというのも、もちろんアリです!
自分でデザインすれば100%自分の作品になりますし、依頼料もかかりません。
とはいえ、自分でデザインなんてできない…という人もいるのではないでしょうか。
そこで、自分でデザインするときのポイントを次から解説していきます。
自分で小説同人誌の表紙をデザインするときのポイント
それでは、自分で小説同人誌の表紙をデザインするときのポイントを簡単にまとめていきます。
参考にしてみてくださいね。
デザインのアイデアを探そう
自分でデザインを考え出すのはなかなか難しいかもしれません。
そのため、デザインのアイデアを探すことから始めましょう。
たとえば、本屋をぶらぶらとしてみたり、インターネットで小説の装丁を検索してみたりするとよいです。
個人的におすすめなのは、毎年発表されている新潮文庫の100冊をチェックすることです。
古典から流行りの本まで、おすすめの本が100選まとまっているので、表紙デザインの参考になるのではないでしょうか。
特に毎年数冊登場する「プレミアムカバー」の本は必見。
シンプルながらもかっこいいデザインが揃っているので、デザインに自信がない人でも参考になるかと思います。
さらに箔押しや特殊紙など特殊加工が使用されているので、特殊加工のアイデアも得られますよ
今年の「新潮文庫の100冊」限定プレミアムカバーはこの8冊。お気に入りを見つけてくださいね。#キュンタ pic.twitter.com/P91DDql0oc
— 新潮文庫 (@shinchobunko) July 1, 2020
フリー画像を探そう
無地のデザインもかっこいいですが、写真を駆使したデザインもかっこいいですよね。
写真を使う場合は、自分で撮影するか、ロイヤリティフリー画像を使わなければいけません。
フリー画像サイトとしておすすめのサイトを掲載していきます。
こちらの画像サイトはロイヤリティフリーなので、自由に使うことが可能ですよ。
フォントをインストールしよう
小説本の顔といえば、タイトルです。
表紙デザインももちろんですが、タイトルのセンスで小説が自分に合うか合わないかと判断している人は多いのではないでしょうか。
そのため、タイトルを表現するためのフォントもしっかりと選んだほうがよいでしょう。
できればプリインストールされているフォントではなく、フリーフォントでもよいので新しくフォントをインストールするのがおすすめです。
デザインするためのツールはどうする?
表紙デザインをするためには、デザインするためのツールが必要です。
できればPhotoshopやクリップスタジオなどがあるとよいですが、たまにデザインするためだけに有料ソフトを購入するのも……とためらう人もいるかもしれません。
そんな人におすすめなのが、canvaです。
無料登録をするだけで誰でも使える、デザインツールです。
直感的な操作で簡単に使えるので、デザインが初めてという人でも簡単にデザインできますよ。
PDF出力に対応しているので、PDF入稿が可能な印刷所であればcanvaで入稿できてしまいます!
(るるるはPDF入稿に対応しております)
表紙デザインは依頼する方法と、自分でデザインする方法があります。
自分の予算やこだわりに合わせて、方法を選択しましょう。
自分でデザインするときには、当記事で紹介したポイントを参考にしてみてくださいね。