同人誌の表紙を依頼した謝礼の相場はいくらくらい?
小説の同人誌を作りたいけれど、表紙が自分で作れない。
だから、絵師さんに表紙を依頼したい!
そんな気持ちを抱えている人は多いのではないでしょうか。
しかし、依頼するとなると気になるのが、謝礼について。
特に初めて依頼するときには謝礼をどうすればいいのか気になりますよね。
当記事では、表紙を依頼したときの謝礼についてまとめていきます。
私自身も表紙を依頼したことがあるので、実体験も紹介していきますね。
依頼の仕方についてまとめた小説同人誌の表紙をイラストレーターやデザイナーに依頼する方法も併せて参考にしてみてください。
表紙依頼の謝礼は献本?お金?菓子折り?
表紙依頼の謝礼について調べてみると、さまざまな事例を見ることができます。
表紙依頼の謝礼としてメジャーなのは、「献本」「お金」「菓子折り」といったところですね。
実際のところどれを謝礼にしたらいいの……?というところですが、まず「献本」は必ずしましょう。
絵師さんとの関係性によっては献本のみでよい場合もありますが、併せて最低でも「菓子折り」は送りたいところです。
絵を描くには何時間、何十時間と非常に時間を使います。
時間をいただいているので、その労力に見合った謝礼をしなければ失礼となってしまいます。
そのため、「お金」も送ることがベストです。
謝礼金の相場はいくら?
では、表紙依頼の謝礼としてお金を送る場合、その相場はどうなっているの? と気になる人も多いでしょう。
商業の場合は1点あたり10万円~ほどですが、そんなに払えないという人も多いと思います。
実際のところ、同人誌の表紙依頼の場合は、相場は少々低めとなっています。
同人誌の表紙の謝礼相場は5,000~30,000円ほどとなっています。
傾向としては、男性向けのほうが商業志向が強い人が多いためか少々高めとなっています。
とはいえ、女性向けだから安くてもいいというわけではないので、依頼するときには絵師さんとしっかり謝礼について話し合うようにしましょう。
謝礼の金額を自分で決められないという人は、ココナラやスキマなど、絵師さんが料金表を掲示しているプラットフォームを使うのがおすすめです。
1点あたり〇円とプロフィールに記載してくれているので、依頼しやすいのではないでしょうか。
表紙を依頼したときの体験談
最後に、私が表紙依頼したときの体験について紹介します。
私は女性向けのオリジナル同人誌を作っていますが、毎回絵師さんに表紙を依頼しています。
最近は同じ絵師さんに繰り返し依頼するようになってきましたが、同人活動を始めたばかりのころは繋がりというものもほとんどなかったので、片思いで気になっている絵師さんに直接メールを送って依頼していました(2回に1回くらいは断られます)。
私が謝礼としてお渡ししているのは、次のものです。
- 献本
- お金 30,000円
- サボンやロクシタンなどのギフトセット
- 手紙
謝礼をお送りすることも大切ですが、何より感謝の気持ちをしっかりと伝えることが大切かなと私は思います。
メールで感謝の気持ちを伝えた後に、手紙でもう一度伝えると丁寧かもしれません。
同人活動をはじめたてのころは、謝礼もどうすればいいのかわからないと思います。
相場を参考にしつつ、絵師さんと話し合って、双方が納得いく謝礼を用意するようにしましょう。