小説同人誌に目次は必要?デザインはどうする?
書店で売っている本には、目次がありますよね。
では、小説同人誌に目次は必要なのでしょうか?
「ページ数が少ないしいらないかな」
「そんなに見られない箇所だしめんどくさいから作らない」
そのように考えている人もいるかもしれません。
当記事では、目次についてまとめていきます。
小説同人誌を作る人は、参考にしてみてください。
小説同人誌の目次の役割とは
そもそも目次は作らなければいけないのでしょうか。
同人誌の場合、明確なルールはありません。
そのため、絶対に作らなければいけないというわけではないのです。
しかし、目次は作ることをおすすめします。
章分けしていなかったとしても、「本編」「あとがき」「奥付」といった形で作ったほうがよいかもしれません。
小説同人誌の場合、目次は次のような役割を果たします。
- クッション替わり
- 装丁の一部
- 読者の期待を高める
本を開いていきなり本文が始まると、驚かれてしまうかもしれません。
目次があると、クッションにもなります。
読者も一呼吸おけるので、落ち着いた状態で本文に入れるでしょう。
また、目次は本の装丁の一部といってもよい箇所です。
本文よりもレイアウトの自由度が高いので、素敵なデザインに仕上げれば雰囲気を演出できます。
目次は章タイトルを一覧で記載できます。
読者は章タイトルを見ただけで、「この章はどんな展開なんだろう」「なんだか不穏なタイトルが……?」など想像を膨らませられます。
目次があれば、本文に入る前にワクワクを与えられますよ。
目次のデザインはどうする?
目次はシンプルなデザインでももちろんOKです。
ですが、デザインを凝れば、印象に残る目次ができます。
たとえば、本文が縦書きなら、目次を横書きにしてみるだけでも「らしさ」がでます。
ワードで縦書きと横書きを混在させたデータを作る方法を、【Wordで小説同人誌を作ろう】縦書きと横書きのページを混在させる方法で紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
また、装飾やイラストを使って華やかな目次にするのもおすすめ。
手持ちの本を参考にしてみたり、インターネット上のデザインを参考にしてみたりしましょう。
インターネットで参考にするなら、Canvaのテンプレートがおすすめです。
「目次」で検索すると、さまざまなデザインがでてきます。
また、Twitterのハッシュタグ「#同人誌目次展覧会」をチェックしてみてもよいかもしれません。
目次があることで、本のクオリティが向上します。
ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
目次をつくるときには、デザインにも凝ってみてくださいね。