ソフトの多様化 Photoshop使う? CLIP STUDIO PAINT使う?
フォトレタッチ系ソフトとペイント系ソフトの違い
以前はフォトショップはイラストを着色するのに使う。(描かない)
線画(コミック系タッチ)だとタブレット使うと線のビビりやブレが
アナログと比べ出やすかったので原画はアナログで。
今ではCS6やCCで描線の手ブレはかなり改善されてるように思います。
(現行バージョンでは手ブレ補正設定が搭載されてます)
一から描けるツールになってる。
以前フォトショップでよくきかれたのが
「どうやって使うんですか?」
という質問。
本来写真の加工を主とするソフトで絵を描くツールという
カテゴリーに入っていなかったのとユーザー層が写真のレタッチや
グラフィックデザインでの使用が主だったため先例が少なくどう描いていいかわからない。
ということだったかと。
しかしここ最近のフォトショップでは
描くのに適した機能を追加対応することもあり
それはとてもありがたいことで描くツールとしても
第一級品の立ち位置が揺るがないソフトです。
その点いわゆる「絵を描く」ということを起点としてる他社各ペイント系
ソフトにおいては絵筆の描き心地をいかにアナログに近いものにするか?
かつ、ユーザーが自分の描きやすいようなカスタマイズができるか?
といった部分に非常に重きを置いているように思います。
一枚のカラーイラストを描く、複数ページの漫画原稿を総合的に管理確認
しながら描き上げる
といった一連の流れを効率よく使えるというのも目的を描くことに
特化させた強みでもあります。
後発のソフトであること。コミックスタジオの後継であり
使い勝手のバランスが良く考えられていて
WindowsとApple双方に対応したマルチプラットフォーム。
コミック、イラスト描くならほぼ定番。
クリップスタジオ。
聞かれたらこれをお勧めします。
こんなことできたら便利だし楽しいね。といった機能がほぼ揃ってます。
ペンや消しゴム、描画系のツールで設定できる「手ブレ補正」機能。
言葉そのままで機械的に拾ってしまう描画時のペン先の細かいブレ
をある程度(ユーザーの好みに調整)なくすことで欲しい線が自分の
望んださじ加減で手に入る。
この機能だけでも
描きたい、描くのが好き。
この層を引き込むには十分な機能たり得るかなと。
初めて描くとき自分が欲しい線を設定を調整することで
好みの画材を作れる楽しみも
ペイント系ソフトの大きな魅力。
ソフトウェアがユーザーに使いこなすことを求めるタイプと
基本的なセットアップがされていてそこからさらにユーザーが
普段使ってる道具に近い状態に「寄せる」ことができる
ソフトウェア。
どっちか選べと言われればやっぱすぐ使えて「寄せられる」ほうが人気出ますよね。
楽しいし。
いろいろな使い方、いろいろなツールがいっぱいあって
選択肢が多い。描く人も増えて情報もWEB上から自分が欲しい環境を探せる。
ここ数年でさらに無料/有料共にスマートフォンやタブレットで描けるソフトも
たくさんリリースされ試して使いやすいものをその中から選べる。
いい時代です。