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【小説同人誌】誤字脱字をなくしたい!入稿前の校正、3つのコツ

同人誌が仕上がってから誤字脱字を発見したときの虚しさは、何度体験しても慣れませんね!
当記事では、小説同人誌の校正のコツを紹介していきます。
入稿前に再チェックしてみましょう!

 

校正が同人誌の命

たかが校正、されど校正。
魂を削って作り上げた同人誌に誤字脱字を見つけてしまったときの絶望は、はかり知れないものです。

だからこそ、入稿前の校正が大切になってきます。

どんなに注意して執筆しても、誤字脱字は起こり得るものです。
そして、校正したつもりでも、誤字脱字を見逃してしまうものです。

 

私も、3日かけて校正した同人誌に、複数の誤字脱字が見つかった苦い思い出があります。

校正は締切間近の時間がない中におこなうので、慌ててやりがちです。
だからこそ、効率的で正確な校正をおこなう必要があります。

 

校正のコツ

それではさっそく、校正のコツを紹介していきます。
専用ツールを使用したり、外注したりするという方法もありますが、今回は費用がかからない方法を3つ紹介していきます。

 

Wordの校正機能を使う

PCにMicrosoftのWordがインストールされている方は、ぜひWordの校正機能を使ってみてください。
一太郎等の他のテキストソフトを使っている場合も、一度Wordに文章を流してみるとよいでしょう。

 

Wordは、テキストを自動で校正する機能がついています。
誤字脱字がある部分には下線が付くので、パッと見て誤字脱字を発見することが可能です。
下線部にカーソルを合わせて右クリックをすることで、誤字の詳細を見ることができます。

 

ら抜き言葉や句読点の連続、かっこの閉じ忘れ……などなど、うっかりやりがちな誤字脱字はWordを使えば一掃できるでしょう。

 

印刷してから校正をする

PCの画面上で文章を見ると、集中力が欠けてしまうことがあります。

ちなみにこの理由については諸説あり、紙と画面では脳の情報処理方法が違うとか、全体像を把握できるかできないかの違いがあるからとか、さまざまな理由が論じられています。
断言できる事実はここにはありませんが、感覚としては確かに紙に印刷されたときのほうが誤字脱字を発見しやすいです。

 

実際のところ、画面上で死に物狂いになって校正したはずなのに、同人誌の形になってから読んだら、あたりまえのような顔をして誤字脱字が残っていたりしますよね。

時間があれば、入稿前に自宅のプリンターで原稿を印刷して、読んでみることをおすすめします。

 

日を置いてから校正をする

締切に余裕があれば、文章を書き上げてから少し時間を置いて校正をするのがおすすめです。

原稿を書き上げた直後は、脳が興奮していたり疲労していたりと、誤字脱字を見つける能力が低下している可能性が高いです。
また、時間を置くことで、客観的に文章を読めます。

 

とりあえず、一旦休憩をして、十分に体を休めてから校正をするとよいでしょう。


同人誌は趣味とは言えども、できれば完璧に近い形でつくりたいもの。
そのために大切なのが、校正です。
入稿前の校正はしっかりとおこないましょう。