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同人誌印刷の締切について解説します|締切を遅くする方法も紹介!

同人誌を作っている人が恐れるものといえば、締切ですね。

当記事では、締切についてお話していきます。
早割や割増など締切の基本についてや、締切に間に合わないときになんとか同人誌を発行するための方法までを紹介していきます。

締切の「コース」とは?

印刷所ごとに、締切にはコースが存在します。

るるるでは、超早割、早割、通常、特急、超特急の5つのコースがあるので、それぞれの特徴を解説していきますね。
コース名は印刷所によって異なるので、注意してください。

 

通常

どこの印刷所にもあるコースです。
この通常コースの印刷料金を基準として、割引や割増などをおこなっていきます。

 

早割

通常の締切よりも早い締切が設けられたコース。
通常よりも印刷費が安くなります。
スケジュールに余裕がある人は、早割を選択するのがおすすめです。

るるるでは、文庫本サイズや新書サイズの本を作りたい場合、カバーや帯にPP加工をしたい場合は、早割か超早割を利用する必要があります。

 

超早割

早割よりもさらに早い締切が設けられたコース。
最も安い印刷費に抑えることが可能です。
余裕がある方は、超早割を目標にスケジュールを組んでみてはいかがでしょうか。

るるるの場合、箔押し加工をしたい場合は、超早割を選択する必要があります。

 

特急(割増)

るるるでは特急という名前のコース。
同人誌を作る人たちの間では、「割増」と呼ばれることもあります。

特急では、通常の締切よりも遅い締切を設ける代わりに、印刷費が高くなります。

印刷所によっては、特急コースよりも締切が遅いコースになると、ページ数制限や印刷部数制限が設けられることがあります。
事前にチェックしておきましょう。

 

超特急

納品日の前日に締切が設定されているコースです。
印刷費は高めになるので、最終手段として選ぶのがおすすめ。

印刷所によっては、超特急コースが用意されていないこともあります。

また、超特急コースは、ほとんどの印刷所がA5やB5などのメジャーなサイズしか対応していません。
文庫や新書など、特殊なサイズの本を作りたい方は、できる限り早く原稿を仕上げられるようにがんばりましょう…!

 

締切に間に合わないときにはどうすればいい?

どんなにスケジュールをしっかり立てていても、どんなに原稿を頑張って進めていても、当初の締切に間に合わないことがあります。
私も日常茶飯事です。
そんなときに、なんとか締切に間に合わせる方法を紹介します。

締切が危なくて困っている方は参考にしてみてください!

 

印刷所を変更する

印刷所によって、締切が異なります。
どうしても締切に間に合わなそうなときは、印刷所の変更を視野にいれてみましょう。

ちなみにるるるは、締切を遅めに設定しています。
前日まで受付可の超特急コースも用意しているので、余裕を持って入稿したい方はぜひるるるを利用してみてください!

 

特殊加工をしない

豪華な本に仕上げたいときの、特殊加工。
どうしても締切に間に合わないときは、特殊加工を諦めることも視野にいれてみましょう。

締切延長の対価として特殊加工がどんどん削れていくときには虚無感を覚えますが……次こそはいっぱい特殊加工するぞ!と次回へのやる気に……なるかもしれません。

 

納品場所を変更する

本の納品場所を「自宅」ではなく「会場」にすることで、締切が遅くなります。
宅配搬入ではなく、直接搬入を選択するということです。

 

宅配搬入と直接搬入について詳しくは・・・直接搬入と宅配搬入は何が違うの?メリットとデメリットを解説

 

宅配搬入の場合、イベント開催日の4~5日前が締切になります。
それに対して、直接搬入の場合は、印刷所にもよりますが、イベント開催日の前日まで受付可能です。

 


同人誌作りの一番の悩みどころである、締切。
締切のコースによっては、できないことや制限がでてくることがあります。
直前になって慌てることのないように、事前に情報を集めておくのがおすすめです。