A5サイズ同人小説の1ページあたりの文字数は?おすすめレイアウトを画像付きで紹介
同人小説の中でも比較的メジャーなA5サイズ。
A5サイズの小説は、1ページあたりの文字数は何文字なのでしょうか。
当記事では、A5サイズの小説の、1ページあたりの文字数をまとめてみました。
執筆の際の参考にしてみてください。
A5サイズの同人小説は「2段組」がおすすめ
小説は、レイアウトによって文字数が変わります。
そのため、文字数を多くするも少なくするもレイアウト次第です。
A5サイズの同人小説の場合は、2段組がおすすめです。
A5サイズの場合、1段組にしてしまうと、目を動かす距離が長くなってしまうので、読んでいて疲れやすくなります。
読みやすさを考えるのであれば、2段組がよいでしょう。
【A5サイズ】レイアウトごとの1ページあたりの文字数
それではさっそく、1ページあたりの文字数をまとめていきます。
今回は一太郎に登録されているテンプレートごとに文字数を紹介していきます。
掲載している文字数は改行をおこなわなかった場合の最大文字数なので、大まかな目安としてみてください。
レイアウトごとの見た目も掲載していくので、レイアウト決めの参考にもしてみてくださいね。
25字×19行 9.0ポイント 1ページあたり950字
大きめな文字(フォントサイズ9.0ポイント)で読みやすいレイアウトです。
文字数は950字と文庫本とほとんど変わらない文字数になりますが、見やすいのでおすすめです。
25字×20行 9.0ポイント 1ページあたり1000字
こちらも大きめな文字(フォントサイズ9.0ポイント)のレイアウト。
文字数は1000字ほどと、文庫本よりも少々多いくらいでしょうか。
こちらもおすすめです。
29字×23行 8.0ポイント 1ページあたり1334字
文字のサイズが小さくなったレイアウトです。(フォントサイズ8.0ポイント)
文字数は1334字と文庫本では実現が難しい文字数になっています。
ページ数を削減したいときにおすすめです。
30字×24行 8.0ポイント 1ページあたり1440字
文字数1440字と1ページにぎゅっと文字を詰め込めるレイアウト。
これ以上文字を詰めてしまうと見づらくなる可能性があるので、注意しましょう。
レイアウトはどう決める?
同人小説において、レイアウトは重要です。
同人小説のサンプルをチェックする参加者は、レイアウトをチェックしているというほど。
レイアウト決めで見ていくポイントは、
- 1ページあたりの文字数
- 読みやすさ
の2点です。
ページ数が増えてしまうと、印刷費がかさみます。
そのため、できればページ数は減らしたいところです。
逆に、ページ数を増やし背表紙を作ることで、高級感を出したいという人もいますね。
レイアウトを変えることで、ページ数はある程度調整できます。
目的に合わせてページ数を調整しましょう。
また、ページ数減らしたいからといって1ページに文字を詰め込みすぎると読みづらくなります。
逆に、余白が多すぎてスカスカしていても、読みやすいとはいいがたいです。
印刷プレビューをチェックしながら、見やすいレイアウトになるように調整していきましょう。
A5の同人小説は、文庫本に比べて1ページあたりの文字数を多くすることができます。
レイアウトによって文字数は変わるので、用途に合わせたレイアウトを組みましょう。