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Web小説を発表している人は小説同人誌を作ろう!

Web小説を発表している人は小説同人誌を作っちゃおう!

小説をWebで読むのは楽しいけれど
「絵は描けないけど小説は書いてるよ!」って人は、きっとたくさんいらっしゃいますよね。
ネット上には小説投稿サイトがたくさんあります。
大々的に公開はしていなくても、自分のブログなどで発表している人もいます。
実はこれがどれもこれも本当に面白く、読みごたえがあるんですよ。
Web小説は若者がスマホで読むもの、というイメージがありますが、実は読書好きの中高年も読んでいたりします。ホントですよ!
ただ、Web小説は普通に読み進める分には良いですが、好きなシーンを読み返したりする時は、ちょっと困るんですよね。
あのシーン、あのセリフはどこだったっけ? このキャラの初登場はいつだったっけ?
いちいちページをさかのぼって捜すのって、けっこう面倒なんですよね……
そういう時はやっぱり紙の本が便利だなーと思ってしまいます。
「コピー本でもいいから同人誌が出てれば買うのにな〜」って思える作品、たくさんありますよね。

Wordがあれば簡単! 持っていない場合は?
PCに『Microsoft Office』の『Word』が入っていれば、同人誌は簡単に作ることができます。
持っていない人も諦めないで! 似たようなソフトがフリーでいくつかありますよ。
有名なのは『Apache OpenOffice』。海外製ですが、無料のオフィス統合ソフトです。
この中に入っている『Writer』というソフトは、Wordとよく似ているので使いやすいです。
『Libre Office』もオープンソースのソフトです。これにも『Writer』というワープロソフトが入っています。
作ったページを最終的にPDFファイルに変換すれば、印刷所への入稿も簡単にできます。

フリーのWord互換ソフトは多くが海外製なので、横書きには支障はないのですが日本語の縦書き対応やルビ振りに癖があるものが多くあります。
フリーソフトではありませんが、最近は日本語ワープロソフトの一太郎が同人誌製作者をターゲットとして便利すぎる機能を色々と仕込んでいるので、思い切ってそれを購入してみるのもいいかもしれません。何しろ日本語で書くことを前提に開発されているので、縦書き小説のかゆいところに手が届くように作られています。

もっとお手軽なことを言えば、Pixivの小説投稿機能の中に縦書きPDFを出力するサービスがあります。メモ帳などで書いた横書きのテキストをブラウザ上で縦書きPDFにして、そのPDFを印刷所に入稿することができるので、これを使えば新しいアプリを何も使わなくても小説を同人誌にすることが可能です。

コピーで作るか印刷で作るか

昔は少部数といえばコピーでしたが、綺麗に作るには手間がかかりますし、表紙に特殊紙を使ったり凝っていけば案外費用もかさみます。
もちろん、手間をかけて一冊一冊手作りすることも楽しいです。
でも、時間がもったいないな〜、そんな時間があったら執筆に回したいな〜と思う人には、少部数でも作れる冊子印刷をおすすめしますよ。
オンデマンド印刷であれば10冊、などのごくわずかな部数から印刷が可能です。
さすがに一冊二冊では割高ですが、数十冊作るならコピー本と費用はさほど変わらなくなる場合もあります。
ページを作って入稿するだけで、ちゃんと綴じられた本になるのですから、利用しない手はありませんね。
友達にプレゼントする分だけ欲しい、在庫は抱えたくないという人にとっても有り難い存在です。
せっかく書いたWeb小説。同人誌という形にしてみませんか?
それを持ってイベントにサークル参加すれば、新しい読者が増えるかもしれませんよ。

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