同人小説の本文用紙にオススメの紙は?読みやすい、めくりやすい、疲れにくい紙
同人小説を作る上で必ず選ぶことになる「本文用紙」。
結局どれがいいの?と気になる方もいるでしょう。
当記事では、同人小説の本文用紙選び方についてまとめていきます。
同人小説を作る方は参考にしてみてください。
基本的には好きなものを!
同人小説は大前提として同人誌なので、自分好みの仕上がりに作るのが一番です。
厚みのあるかっこいい本を作るために厚い紙を使うのももちろんOK!
春の季節の物語だから本文用紙をピンクにしてみようというのももちろんOK!
色々試して楽しく作ってみてくださいね。
ただ、「読みやすさ」を重視したい方もいると思います。
ここからは、読みやすい本を作るための本文用紙の選び方を解説していきます。
読みやすい同人小説とは?
読みやすい同人小説は、本文用紙の選び方が大切になってきます。
読みやすさの定義には色々とありますが、本文用紙の種類によって「めくりやすさ」と「疲れにくさ」「見やすさ」が変わります。
めくりやすい紙とは?
めくりやすい紙というと、次の特徴があります。
- 柔らかい
- ざらざらしない
柔らかめの紙のほうが、ぺらぺらと簡単にめくれます。
硬めの紙となると、めくるときに「めくるぞ!」と意識してしまうので、物語に集中できなくなる可能性も。
そのため、硬かったり厚かったりする紙は、めくりにくさを感じてしまうかもしれません。
また、極端にざらざらとした紙は皮膚に若干の刺激を感じてしまうので、こちらも物語に没頭しづらくなる原因に。
なめらかな紙の方がよいかもしれません。
疲れにくい紙とは?
本が厚ければ厚いほど、「疲れにくさ」も大切です。
開いた状態をキープするのに力が必要な造りにしてしまうと、長時間の読書で疲れを感じてしまいます。
厚い本を作るときには、薄く柔らかい紙を使った方が楽に読める本に仕上がりますよ。
見やすい紙とは?
真っ白ではない紙のほうが、長時間見ていて疲れにくくなります。
真っ白な紙はまぶしさを感じてしまうので、ずっと見ていると目がしぱしぱとしてしまうことも。
市販されている書籍の多くは、うっすらとしたクリーム色が多いです。
同人誌ヴぉ印刷でもクリーム色の紙が使える印刷所が多く(琥珀や淡クリームキンマリなど)、見やすさを考えるのであればそれらの紙を選ぶのがおすすめです。
結局おすすめの用紙は何?
読みやすい本文用紙の条件「めくりやすい」「疲れにくい」「見やすい」のすべてを満たすのが、同人誌印刷るるるで扱っている用紙では琥珀 72.5kgです。
もしも同人小説を作る際に本文用紙で迷ったら、「琥珀 72.5kg」を選んでみてはいかがでしょうか。
薄い本を作るので薄すぎる紙は……という場合は、「琥珀 90kg」という72.5kgよりも0.02mm厚い紙もあるのでそちらを選んでみるのもよいでしょう。
るるるで使える用紙をすべて集めた見本紙帳もご用意しているので(無料)、そちらでチェックしてみるのもオススメです!
同人小説の本文に使える紙はさまざまあります。
自分好みの紙を選ぶのが一番ですが、読みやすさを重視するなら「めくりやすい」「疲れにくい」「見やすい」紙を選ぶのがおすすめです。
見本紙帳などを活用して、よい紙を探してみてくださいね。